今必要としている学習とは

特別支援教育では、子どもたちが自立し、社会参加するために必要な「生きる力」を育てることを目指し、社会生活を送る上で必要となるさまざまなことを体験的かつ実際的に学ぶことを重視しています。今年度の各クラスの掲示を見ると、今、子どもたちにとって何が必要とされているのかがよくわかります。
1年生は学校周辺の公共施設などについて理解を深める必要があり、各クラスで施設探検に行きました。2年生は地域の食材についての理解が求められ、加賀野菜の調理に取り組んでいます。3年生はさらにテーマを絞り、金沢カレーについてオリジナルブランドを作成することを目標としています。
いずれのクラスも地域の良さを知り、自ら体験してきました。この貴重な経験は、9月から予定されている海外(マレーシア、タイ、ハワイ)との交流や県外(長崎県、沖縄県、兵庫県など)での活動に生かされると思います。





海洋プラスチックを使った創作活動&Tシャツ贈呈について

カエルデザインの川﨑先生から、今回で2度目となる海洋プラスチックを使った創作活動のご指導をいただきました。回を重ねることで、細かな作業も非常にスムーズに進められるようになり、配色のセンスも大きく向上しました。
また、7月14日には専光寺浜で海岸清掃を行う予定です。当日は、附属特別支援学校の清掃メンバーの証として、金沢ロータリークラブの皆様よりご寄贈いただいたTシャツを着用し、清掃活動に励みたいと思います。






海洋プラスチックを使った創作活動!

 昨年から継続して、アップサイクル活動の一環として「海洋プラスチックを使ったアート作品の創作活動」を行っています。
 今年のこの活動の目的の一つに、9月に予定されている沖縄県の美ら海水族館との交流に向けたプレゼント作りがあります。
 そのプレゼントとは、なんと「ウミガメアクセサリー」です!
 海洋環境やウミガメの生活環境について学ぶ交流学習にぴったりの贈り物です。
また、カエルデザインの川崎先生から、さまざまなお話を伺うこともでき、とても楽しい一日となりました。



お話し会を開催しました!

読書を通して、私たちは楽しみながら知識を得たり、物事を深く考えたりできるようになります。また、読書には多様な分野があり、手軽に楽しめるうえに、あまり費用がかからないという特長もあります。ここでいう「読書」とは、文学作品を読むことに限らず、絵本や新聞・雑誌を読んだり、何かを調べるために関連する本を読んだりすることなども含まれます。
そんな魅力あふれる読書の世界をより深めるために、7月2日(水)、石川県立図書館の方をお招きし、「附属特別支援学校中学部 お話し会」を開催しました。
日頃から読書に親しんでいる子どもたちは、さらに本の楽しさを教えていただき、とても充実した読書の時間を過ごすことができました。





今年度も手取川清掃活動を継続して実施します!!(手取川上流辺)

 本校中学部では、昨年度から手取川の清掃活動に継続して取り組んでいます。活動を続ける中で、生徒たちは地域の環境や自然、そしてごみの実態について多くの気づきを得ています。
 今年度も、スタートは,手取川上流地域(十八河原公園:鶴来町水戸町)において清掃活動を行いました。昨年と比べてゴミの量は減っており、地域の環境改善が感じられました。一方で、多くのBBQ用の炭のゴミが見つかり、新たな課題も見えてきました。
 また、昨年から生徒たちが不思議に感じていた“くつ”のゴミも、今年も複数見つかりました。こうした発見をもとに、生徒たちは「なぜここにあるのか」「どうして流れてくるのか」など、さまざまな視点から考察を深めながら活動に取り組んでいます。
 地域に目を向け、自ら問いを持ちながら活動する姿には、大きな成長が見られます。今後も、環境への関心と主体的な学びを大切に、活動を継続してまいります。