中高交流学習 「サイエンスランド★FUTOKU」

 1月30日(金)、中学部主催の「サイエンスランド・FUTOKU」を開催しました。サイエンスランドは理科の内容を中心に取り扱い計画した授業で、中学部生徒が風の力・磁石の力・ゴムの力を、工夫を凝らしたゲーム形式にし、他者に楽しみながら伝える学習活動です。今年は、本校高等部の先輩方をお招きし、自分たちの学びを届けることにしました。この日を迎えるまで、生徒たちは何度も実験を繰り返し、試行錯誤を重ねてきました。うまくいかないこともありましたが、「どうすれば伝わるだろう」「もっと楽しんでもらいたい」という思いを胸に、一つ一つ改善を積み重ねてきました。迎えた当日、会場には生徒たちの緊張と期待が入り混じった空気が漂っていました。しかし、いざ始まると、高等部の先輩方が笑顔でゲームに挑戦し、真剣な表情で学ぶ姿が見られ、会場は次第に温かな一体感に包まれていきました。説明する中学部の生徒たちも次第に自信を深め、生き生きとした表情で学びを伝えていました。        
 活動を終えた後、ある生徒は「一生懸命頑張って、完全燃焼しました!」と、達成感に満ちた表情で振り返っていました。その言葉からは、努力が実を結んだ喜びと、自分たちの学びに誇りを持てた瞬間が伝わってきました。これまで近くて遠い存在だった高等部の先輩方が、この日をきっかけに一気に身近な存在へと変わりました。学びを通して人と人がつながり、心が通い合った、忘れられない一日となりました。


新年 書き初め教室!

 中学部では毎年、学期のはじまりに「書き初め」を行っています。今年も附属高校の国語科の先生と、書道を得意とする高校生4名をお招きし、心新たに筆を取りました。書き初めは、字の形を整えることだけを目的とする一般的な習字とは異なり、「自分の思いや感情を文字に込めて表現すること」を大切にしています。当日は、その趣旨について先生から丁寧なご指導をいただきました。はじめに先生が筆を執り、実際に文字を書き上げていく様子を、生徒たちは静かに、真剣なまなざしで見つめていました。その後は教室ごとに分かれ、附属高校生と会話を交わしながら、思い思いの言葉を選び、一文字一文字に気持ちを込めて取り組みました。互いに学び合い、支え合う時間のなかで、教室にはあたたかな空気が広がっていました。
 今年度も附属学校園では、学年や校種の枠を超えて共に学ぶスタイルを大切にしながら、生徒一人ひとりの学びと成長を支えていきます。





世界とのつながり

 本校中学部では、海洋プラスチック問題への意識を高めるとともに、持続可能な社会の実現を目指し、プラスチックごみを素材としたアップサイクル活動に取り組んできました。その活動の成果の一つとして、2026年の干支である「馬」をモチーフにしたアクセサリーを制作しました。
そして,完成したアクセサリーは、交流校であるマレーシアの Alice Smith Schoolへ、12月末に心を込めてプレゼントしました。
 後日、先方からは
“Thank you so much, the students will be so excited to receive them!”
という温かいメッセージが届き、生徒たちにとっても大きな喜びと励みになりました。
 この経験を通して、ものづくりが環境への配慮だけでなく、国境を越えた心のつながりを生み出すことを実感しました。
 2026年も、世界とのつながりを大切にしながら、学びを深めていきたいと考えています。



小学部からお礼の手紙をいただきました!

 先日、中学部の生徒が小学部のクリスマスプレゼント作りをお手伝いしました。
 中学部の生徒は、自分たちがこれまでの学習で培ってきた「海洋プラスチックを活用したアクセサリー作り」を生かし、小学部の児童にやさしく丁寧に教えていました。そして本日、そのお礼として、小学部の児童が感謝の気持ちを込めた手紙を届けに来てくれました。手紙を手渡す児童は少し緊張した面持ちでしたが、それを受け取った中学部の生徒は、思わずこちらまでうれしくなるような満面の笑顔を見せていました。自分の得意なことを生かして人の役に立ち、そのことに感謝される経験。そして、その姿を間近で見た小学部の児童が、「自分もあんなふうになりたい」と憧れを抱き、自分自身を高めようとする気持ちを育んでいく――。学年を越えて生まれたこの温かなやりとりは、本校が大切にしてきたキャリア教育の姿そのものだと感じます。子どもたちの学びが人と人をつなぎ、次の成長へと受け継がれていく、心に残るひとときとなりました。





2025年 最後の授業参観日!

 自分の頑張りや良いところを誰かに見てもらいたい、そして褒めてもらいたいという気持ちは、誰しもが持つ自然な願いです。その思いを形にできる大切な機会が、「授業参観日」ではないでしょうか。生徒たちにとっては、少し早いクリスマスプレゼントのような一日だったのかもしれません。
 ある生徒は、「お父さん、ぜんぜん来ない。何しているんだろう」と、どこか不機嫌そうな表情で授業に参加していました。しかし、お父さんの姿が見えた瞬間、その表情は一変し、はち切れんばかりの笑顔で学習に取り組むようになりました。改めて、保護者の皆様が生徒にとっていかに特別な存在であるかを実感する場面でした。
 近年、「学びの連続性」という言葉がよく用いられています。これは主に、小学校・中学校・高等学校といった“縦のつながり”の重要性を示すものです。しかし、本日のような心温まる学習の様子を目の当たりにし、家庭と学校との“横のつながり”もまた、学びを支える上で非常に重要であることを強く感じました。
 今後とも、家庭と学校が手を取り合いながら、生徒一人ひとりの成長を支えていければと願っております。引き続き、ご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。