学校長挨拶


 昭和24年より,学都金沢にその歴史を紡いできた本校は,国立大学附属学校として,我が国の前期中等教育を進化発展させるための研究を行う極めて重要な役割を担って参りました。70年に亘って連綿と継がれてきた研究の諸成果は,いつの時代も,生徒に対する日々の教育活動に存分に活かされ,その先進性と高い水準を支えてきております。
 平成7年からは野田山を見霽かす平和町に校地を移し,幼稚園,小学校,高等学校をも擁する広々とした環境の中で,研究活動と教育活動の双方に一層の磨きを掛けて参りました。
 現在本校は,国立教育政策研究所の研究指定を受けて伝統文化教育の研究(平成29年度より)を進めているところです。この新研究は,平成28年度までの3年間,本校が追究してきました”教科指導の中で”展開するESD(Education for Sustainable Development)の研究成果ー考え方,培うべき汎用的な力,教科等の横断などーを基盤としています。
 本校の卒業生の多くは,ご存じのように,国内外各方面において優れたリーダーとして今まさに活躍をしております。ESDベースの伝統文化教育研究を通して,将来,卒業生に続き,また彼らを越えて地球上の幸福と発展に貢献できる,そうした人間の育成を金沢大学附属中学校は目指しております。

校長  折川 司