複式学級「アプリをつくろう」

 複式学級では、1学期から輪島市立門前西小学校を交流を行ってきました。1学期には金沢のことを新聞形式で伝えました。2学期は何で伝えるかをみんなで相談した結果、「アプリ」を作り、新聞だけでは伝えられなかった金沢の情報を新たに届けられないかということになりました。ですが、アプリをどのように作るかは分かりません。そこで、ハックフォープレイ株式会社代表の寺本大輝氏をお呼びし、「小学生にもアプリを作れるのか」ということを話してもらいました。
 結果、本物のアプリを作ることはできないけど、プロトタイプアプリなら作ることができるということを教えてもらいました。その際に、手順もしっかり教えていただいたので、子どもたちは見通しをもって学習に取り組もうとしています。休みの日に、自ら情報を集めることをしてきた子たちもたくさんいました。どのようなアプリができるのかとても楽しみです。


1年 生活科 「わくわくあきランドであそぼう!」


 あきのものをつかって、自分のやりたい遊びをしました。みんなで楽しみたいという声から、友達と一緒にわくわくできる遊び方を考えました。友達も楽しめるようにルールをつくったり、遊び方を教えたりしようと、みんなで話し合いました。
 みんながわくわくするために、どんなことをして遊ぶか話し合いながら、お客さんを呼んで一緒に遊びたいという思いをもちました。自分が何のお店をつくるのか、どんな遊び方をしようか、考え始めています。
 どんなわくわくあきランドになるのか、これからが楽しみになりました。


1年 「ひきざん」




 くりさがりのあるひきざんの導入として、「どんぐりを13個ひろってきました。9個使っておもちゃをつくりました。のこりは何個かな。」と生活科での「あきのおもちゃづくり」と関連した問題場面を設定した。
 子どもは、どんぐりをブロックに置き換え、13個から9個取るという操作をする中で、「ばいばいひきざんだね。」と1学期の「のこりはいくつ ちがいはいくつ」の既習を生かす姿が見られた。そこで、学習課題を<9はどこからとったの>とし、自分の操作を説明するために考え直す機会とした。自分の考えをブロック操作をし、図や言葉、式で表した。「一つずつ数えてとる」「10のまとまりから9をとる」「3をとって、のこりの6をとる」と3通りの考え方が出てきた。
 交流する場面では、手だてとして「他者説明」を取り入れた。友達の説明を聞きながらブロックを動かすことで、友達がどこから9をとったのかを理解することへつながった。
 何気なくブロックを操作したことを、どうしてその考え方(とり方)にしたのかの根拠をもつことが決める姿ととらえていた。


3年図工「のこぎりひいて、ザク、ザク、ザク」

 11月17日の研究発表会で行う題材の前題材にあたります。3年生は初めてのこぎりを使い、角材や板材から木切れをつくりました。それらをつなげたり重ねたりしながら組み合わせ方を考えて接着し、自分の思いに合うように形づくりしていく様子が見られました。
 木切れの組み合わせ方を決める上で、自分の考えだけでなく友達の意見も参考にして決めるようにしました。研究発表会でも、自分の考えだけでなく,かかわり合いにより友達の考えも加味した上で表現していくようにします。




3年理科「じしゃくにつけよう」



「じしゃくにつけよう」の単元の導入の授業を行いました。
子どもたちと磁石との出会いの場として,様々なしかけをした魚を用意し,魚釣りをすることとしました。予想の場面で,同じ魚でもよく見るとついているものが違うということに気付いた子どもたちは,前単元「明かりをつけよう」で学んだことをもとに,「金属なら磁石にくっつきそうだ」という思いをもっていました。ところが,魚釣りをしてみると,「金属のように光って硬い釘がついた魚が釣れない」「アルミ缶が釣れない」と気付き,「どうやら金属でも磁石につかないものがありそうだ。調べてみたいな。」という問いをもっていました。この他に出された問いも全員で話し合いながら,授業の終末では,単元で解決していきたい問いを決めることができました。