1年「からだゲームランドへレッツゴー!」(多様な動きをつくる運動遊び)




 1年生で多様な動きをつくる運動遊びの授業を行いました。体ゲームランドへレッツゴーという単元を設定し、4つのランドで体ゲームに挑戦していきます。
 今回はバランスランドで一本橋渡りにチャレンジ!跳び箱の調節器を3つ並べ、落ちないようにわたります。間を離したり、重ねたりして進む“みち”や橋に“ようぐ”を置き、工夫して一本橋をつくりました。手を広げ体をピンとしてバランスをとりながら落ちないように進んでいきます。難しくなればなるほど、どきどき!わくわく!何度も何度もチャレンジしていました。最後はみんなでみんながつくった橋を渡る“いちげきタイム”。友達がつくった一本橋もどきどきわくわくしながら楽しんで渡っていました。授業の最後には、運動ができた!子は、「できた!!ボックス」にビー玉を入れました。
次はどんな体ゲームが待っているかな?みんなでどれだけ「できた!!」を増やせるかな?これからが楽しみです!


2年 国語科「お手紙」

 教材名「お手紙」の授業を行いました。本時では,がまくんとかえるくんの気もちを考えながら音読で工夫したいところを見つけ,表現することをねらいとしました。
 本時を迎えるまでに,がまくんとかえるくんの気もちについて読みとる授業を行ってきていたので,子どもは今まで学習してきたことを書き込んだ全文シートをもとにしながら,どう音読したらいいかを考えて発表することができました。
 また,手だての一つである話型を提示することで,だれがどの会話文をどう読んだらいいかということと,その理由について答えることができていました。ただ,がまくんの音読を強く言った方がいいところがいくつもあがってきたときに,どこも同じ強さで読んでいいのかと子どもに問い返すことができればよかったのではないかと本時のまとめに入るときに感じました。大きく言うところや強く言うところなどを比べさせることで,子どもは叙述に戻って考え,ここはこんな気もちだから一番強く言った方がいいというような発言が出てくるのではないかと考えましした。
 さらには,気もちの読みとりで学習した心情曲線にも触れることでどの部分を強く言ったらいいのかが子どもにとってわかりやすいのではと感じました。
 アーノルド=ローベル作品のかえるくんとがまくんシリーズの中から物語をグループごとで選んで音読劇を行うために,音読の工夫に動きも取り入れて表現できるようになっていってほしいと思います。




3年 分数~設計図をよみとこう~

 単位量に満たないはしたの量を小数を用いて表す学習をしてきた。ミニ花壇をつくる設計図の中に小数を取りいれて学習を進めてきたところである。設計図にかかれていることをよみとき、わからないことをみんなで考え、考えたことを実際に形にするということを繰り返す中で小数の概念をつくりあげてきた。分数の学習でも同様に、ミニハウスをつくる設計図の中に分数を取り入れて進めている。第2学年で学習した操作分数と第3学年で学習していく量分数を対峙させながら、現実の世界(設計図をよみとく)と数学の世界(分数の概念)を行き来するように学習をデザインしていくことにした。
 第1次2時では、1/4m、1/5m、1/3mをつくるために、どうやってつくっていけばいいか話し合った。前時までとの違いとして、単位がなかったものから、単位があるものになっていることに子どもたちは気付いていた。
 まずは、「どれをつくるのが一番簡単なのか?」と問うと、「1/4mなら、折るだけでできる。」「そのために、何がいるのか?」と問うと、「長いテープ。」となんとなくのイメージで答えていた。「長いテープとは?」「40m」「10m」「1mでいい」「1mでいい理由は、1m=100㎝だから・・・」下位単位で表せることに話が移った。1/4mは、4つに折ればできるし、下位単位で表すこともできて、簡単につくれるということが小さなまとめとなった。このまとめをもとに、1/4mを実際につくってみた。「簡単!」
 次は、「どれがつくれそう?」1/3mでも1/5mでもどちらでもいいという子もいれば、1/5mじゃないとだめだという子もいた。「1/5mなら、100÷5=20ができるから20㎝はかればいい。」小さなまとめをした後、1/5mをつくることにした。簡単に折ってつくれると思っていた子どもたちだったが、実際にやってみると、折ることができないことに気付く。だから、20㎝をはかりとっていくしかないのだと結論にいたった。
 最後に1/3mをつくることにした。100÷3は割り切れない、つまり、下位単位では表せない、折るのもぴったり半分の半分とやっていくことはできない。なかなか難しいことに気付く。
 「1/4mは簡単とか1/3mは難しいとか声が聞こえてきたけど、1/4m、1/5m、1/3mは何がちがうの?」と進めていった。簡単に半分半分と折れるものと折れないもの、わり算をして下位単位で表せるものと表せないものによって簡単につくれるものとつくれないものがあることがわかってきた。これらを比べながら、実際の紙テープをつかったり、言葉をつかったりして根拠をもって説明する姿となっていた。
 分数を①つかう②表す③比べる④かえるの視点で分数の概念をつかんでいけるように今後もデザインしていく。その視点を根拠に判断し直し、数学の事象について操作分数、量分数、小数など統合的・発展的にとらえ、分数の概念を一般化できるようにしていきたい。



2年 図画工作科 「かぶってへんしん」

 「かぶってへんしん」の導入の授業です。
 1学期の国語科で学習した「ミリーのすてきなぼうし」の絵本と出会いました。教科書には文章にしか登場しなかった「すてきなぼうし」が絵本では,たくさん登場しています。
「ケーキの帽子だ!こんなに大きかったんだぁ!」「お花の帽子って,お花がいっぱいですてき!」
と,目を輝かせながら絵本に見入っていました。
 絵本に登場する町の人も,みんなすてきな帽子をかぶっています。「この帽子は,どんな思いかな?」と問い,形や色からイメージを広げていきました。




 そして!現実の世界の帽子デザイナーさんのつくる,「すてきなぼうし」と出会いました。
「赤色で燃えているみたいだから,火をあやつりたいって思っているよ。」
「お花のつぼみみたいだから,お花畑に行きたい。」
町の人の帽子と同様に形や色からイメージをさらに広げていきました。




「はやくすてきなぼうしをつくりたい!」
「私のぼうしの思いは,こうしたいな!」
と,自分の帽子の思いにつなげることができました。
「虹色の空をとびたい」「雲の上の学校に行きたい」「ミリーと図工をしたい」「世界中の人を助けたい」「女王様になりたい」「大事な人形とお話したい」などなど…すてきな一人一人の思いがあふれていきました。
 
 2の3の「すてきなぼうし」の完成が今から楽しみです。
 研究発表会では,形を「決め」ていきます。


2年「D生命の尊さ かけがえのない いのち」



 女の子がお母さんに「たからものは何?」と聞くと、お母さんは、出産した経験から、女の子と弟が宝物だと言いました。それを聞いた女の子は照れくさかったけれど、お母さんに「生んでくれて、ありがとう」と伝えました。という教材を使って、「生命の尊さ」について学習しました。
 「みんなの宝物は何?」と聞くと、「ゲーム!」「ぬいぐるみ」「ペット」…などたくさん教えてくれました。学習を進めていく中で、本当の宝物は『いのち』であり、自分の『いのち』は他の人からも大切にされていることに気づくことができていました。
 授業の最後にもう一度、「みんなの宝物は何?」と聞くと、「命」「家族」「みんなの命」…など、最初の考えから変容が見られました。