3年生の理科では「風やゴムで動かそう」の単元に入りました。
この単元では,風やゴムの力で物を動かすことができることを体験を通してつかむとともに,初めていわゆる「実験」という活動に取り組むことになります。
ですので,複数回の実験で結果をだすことや,定量的に調べる方法など実験の基礎的な内容もおさえておく必要があると思います。
今日は単元の初めなので,まずは風で動く身の回りの物を見つけてもらいました。
風鈴,風車,こいのぼりなど風で物が動く様子をイメージとできたところで,次は実際に風で物を動かすことに挑戦してもらいました。
市販の教材をグループ分準備して,それぞれに帆をつけて車を走らせました。
風の力で物を動かすことができる体験から,次の実験へとつなげていきます。
6年生の理科では「てこのはたらき」の学習に入りました。
小さな力で重い物を動かすことができる「てこ」
まずはその例としてモアイ像の話をしました。
「歩く」「モアイ像」で検索するとモアイ像に紐を掛けて動かす動画や木を組み付けて動かす動画が出てきます。このモアイ像を動かす仕組みは、てこだけのはたらきではないのですが重いモアイ像が動く様子から子どもに「小さな力で重い物を動かす」ことがよく伝わります。
次にてこのはたらきを子ども達にも体験してもらいました。
いわゆる「第一種てこ」を準備して子どもにも「小さな力で重い物を動かす」ことをしてもらいました。おもりの位置を動かしたり,力を加える位置を変えたりしながら,楽に持ち上がる方法を試していました。ここでの気付きを次の授業に生かして,てこの仕組みをより詳しく調べていきたいと思います。