本校中学部では、長年にわたりSDGs学習に取り組んでおり、特にSDGsの17の目標のうち「目標14:海の豊かさを守ろう」について、探究的な学習を進めてきました。こうした取り組みが評価され、本校は全国の優れた教育プログラムを開発する「海洋教育パイオニアスクールプログラム」の研究校に採択されました。
特に、全国で採択された205校の小・中・高等学校の中で、特別支援学校としては本校が唯一の採択校です。今後も、特別支援教育にとどまらず、全国の小・中・高等学校における海洋教育のパイオニアとなれるよう、学習活動をさらに充実させてまいります。
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今年度、スマイルクラブに新たに「創作アートクラブ」が発足しました。
中学部と高等部の生徒6名が、教員と外部講師2名と一緒に、さまざまな素材に触れながら、月に1・2回創作活動に取り組んでいます。
6月と7月の活動では、ペットボトルキャップをアップサイクルし、アンブレラチャームを制作しました。生徒一人ひとりが、「どんなデザインならば、自分の傘の目印になるだろう?」と考え、下図を描きました。7月1日(火)は、下図を見ながらペットボトルキャップを刻んだチップをアイロンで溶かし、加工しました。制作中、生徒からは、「うわぁ!」と歓声があがり、完成した際には、「明日の天気は晴れだけど、カサにつけて登校する!」等、うれしい声が聞こえました。これからも、自分たちの生活を豊かにする創作活動をしていきたいと考えています。
今回の制作では、校内に設置したペットボトルキャップ回収BOXに集まったキャップを使用しました。回収にご協力くださった皆様、ありがとうございました。
今年も中学部では,「海岸に落ちているプラスチックごみは,どこからくるのか?」について探究学習を行います。その第一弾として、実際にペットボトルを使って製品を製造している会社に工場見学に行くことにました。その工場は,北陸コカ・コーラ砺波工場です。
生徒たちは、普段飲んでいる「いろはす」や「コカ・コーラ」などがペットボトルに充填される様子にはとても興味深く見学していました。また、沢山の質問をする姿も見られ、コカ・コーラの社員の方からお褒めの言葉をいただきました。今後も、さまざまな交流や現場見学を予定しています。
中学部において、2024年11月に受賞した筑波大学主催「科学の芽」探究賞の賞状が届いたことを受け、16名の生徒達に対して賞状の贈呈式を行いました。
詳細は金沢大学ホームページに掲載しておりますので、下記リンクよりご覧ください。
金沢大学ホームページ
2024年11月に受賞した筑波大学主催「科学の芽」探究賞に係り、北國新聞の取材がありました。記事の内容については下記リンクよりご覧ください。
北國新聞取材記事