今年も海岸清掃が始まりました

今年度のSDGs学習では、海岸にあるごみを分析し、「ごみはどこから流れ着いてくるのか」「深海にも存在するのか」、さらに「能登半島地震後の海岸環境の現状はどのようになっているのか」を探究することを目的として取り組んでいきます。この学習で最も大切なことは、できるだけ多様な場所から、多様な種類のごみを収集することです。単に多くのごみを拾うだけではなく、種類や特徴の異なるごみを数多く集めることが、その後の分析や考察につながります。そのためには、「海岸のどのような場所に、どのようなごみが集まりやすいのか」という知識や視点が非常に重要になります。こうした学びは、机上の学習だけでは身につけることが難しく、実際に海岸で観察し、体験することを通して深まっていきます。今回の活動では、雨が降るコンディションでしたが中学部2・3年生の生徒たちが、これまでの経験や知識を生かして効率よくごみを拾う姿が見られました。また、1年生に対して、ごみの見つけ方や拾い方の工夫を丁寧に伝えながら、一緒に活動する場面も多く見られました。先輩から後輩へと経験や知識が受け継がれ、学びがつながっていく姿が生まれ始めています。



中学部 北陸コカ・コーラ砺波工場を訪問しました!

5月27日(水)、中学部は北陸コカ・コーラ砺波工場を訪問しました。今回は工場見学に加え、昨年度に受賞した「コカ・コーラ環境教育賞 文部科学大臣賞」の受賞報告会も実施していただきました。
受賞報告会では、多くの工場社員の皆様にご参加いただき、生徒たちのこれまでの環境学習の取組や受賞までの歩みを紹介しました。社員の皆様からは温かい拍手や励ましの言葉をいただき、「自分たちのことのように嬉しい」「涙が出そうになるほど感動した」といったお話もあり、生徒・教職員にとって大きな励みとなる時間となりました。自分たちの活動が地域や社会の方々に認められ、共感していただけたことは、生徒たちにとって環境について考え続ける意欲や自信につながる貴重な経験となりました。その後の工場見学では、製品ができる工程だけでなく、資源の有効活用やリサイクルへの取組、環境負荷低減に向けた工夫などについても学ぶことができました。昨年度に訪問した経験がある生徒も多くいましたが、「前回は気づかなかった工夫を発見できた」「環境を守るために企業がさまざまな努力をしていることが分かった」など、新たな視点や気づきを得る様子が見られました。




バイキング学習に挑戦!

 今年度,中学部2・3年生は関西方面への修学旅行を予定しています。この修学旅行では,多くの人との交流を通して,新しいことに挑戦する力や,自分なりの楽しみを見つけることを大きな目的としています。当日は,関西学院大学の学生約50名とともに,さまざまな体験活動を行う予定であり,充実した楽しい学びの機会となることが期待されます。
 現在,修学旅行に向けた事前学習も始まっています。今年度の食事はすべてバイキング形式となっており,普段の給食とは異なり,多様な食材の中から自分で選んで食べる体験ができます。そこで本校では,事前学習の一環として「バイキング学習」を実施することとしました。保護者の方にご協力いただきながら,実際の場面を想定した学習を進めていきます。
 活動の様子や成果につきましては,次回のホームページにてお知らせいたします。ぜひご覧ください。


「体験から学ぶ!中学部のSDGsと防災の取り組み」

 中学部では、これまで毎年、SDGsについて体験を通して学習してきました。今年度も引き続き取り組み、その中でもSDGsと「災害」を大きなテーマの一つとして学んでいきます。そして、今回の学習では、「仙台防災枠組2015-2030」の考え方を取り入れながら、「災害に強い社会とは何か」について探究していきます。キーワードは「レジリエンス(災害への強さ)」です。
 SDGsの目標11「住み続けられるまちづくり」を実現するためには、まず自分たちの身近な地域を知り、災害に強いまちづくりを考えることです。そこで中学部17名は、学校のまわりを実際に歩きながら、災害が起こりそうな場所を調べました。活動の中で、生徒からは「初めて来たけど、ここは危なそうだな」、「この場所は土砂災害が起きそう」といった声が聞かれ、たくさんの気づきが生まれていました。これからも体験を大切にしながら、学びを深めていきます。


「知りたい」という気持ちは、ますます大きく広がっていく!

 中学部では、毎年「ごみ拾い」を通した環境学習に取り組んでいます。
 「ごみ拾いから学習?」と意外に思う方も多いかもしれません。しかし、実はこの活動の中には、私たちの社会や環境、そして人の行動について深く考えるきっかけが数多く隠されています。
今年、中学部の生徒たちは1年間を通してこのテーマを探究し続けました。ごみを拾うという小さな行動の中から、「なぜここにごみがあるのだろう」「どうすれば減らせるのだろう」と問いを重ね、調べ、考え、議論しながら学びを深めていきました。そして、その成果をまとめ、多くのコンテストに挑戦しました。すると、応募したすべてのコンテストで賞をいただくという快挙を達成しました。さらに、中学生としては大変名誉ある、日本海洋教育学会からの表彰もいただくことができました。
 しかし、生徒たちにとって一番大切なのは「受賞」ではありません。生徒たちに感想を聞くと、返ってきた言葉はこうでした。「まだまだ、知りたいことがたくさんある。」
 探究すればするほど、新しい疑問が生まれる。学べば学ぶほど、世界はもっと深く見えてくる。そんな学びの面白さを、中学部の生徒たちは今、実感しています。受賞はゴールではなく、新しい探究のスタートです。これからも生徒たちの「知りたい」という気持ちは、ますます大きく広がっていくことでしょう。

詳細は北國新聞ホームページに掲載しております(有料会員のみ)ので、下記リンクよりご覧ください。
北國新聞ホームページ(2026.3.20)