中学部では、この一年間、環境学習を通してさまざまな学びを積み重ねてきました。
その過程で、生徒たちは多くの新しい知識や技能を身に付け、同時に自分たちが向き合うべき課題にも気付いていきました。そして来年度は、これまでの学びをいかに多くの人たちに伝え、理解してもらい、ともに環境活動へとつなげていくかが、大きなテーマとなっています。そのヒントを、この間の国語の授業の中で垣間見ることができました。国語の授業では、お世話になった方へ日頃の思いを届ける「メッセージカード」を作っていました。カードが完成する前から、生徒たちは思いを抑えきれず、嬉しそうに自分の気持ちを周りに話していました。その姿は、「伝えたい」という純粋な気持ちがあふれ出る、まるでクリスマスプレゼントのような光景でした。
今回の授業を通して、環境学習においても、伝え方の技法よりまず先に、「誰かに伝えたい」という温かな思いの育ちこそが大切なのだと、生徒たちから教えてもらったように感じます。
生徒たちが届けてくれた、この心のこもった気付きは、次年度の学びへの大きな力となるように思います。
12月7日(日)、金沢クルーズターミナルでクリスマスマーケットが開催されました。会場には色とりどりのブースが並び、どのお店もクリスマスらしい工夫が凝らされ、来場者で大変にぎわっていました。その中で、本校からも「海洋プラスチックを使ったアクセサリーづくり」のブースが出店しました。開店直後から多くの人たちが立ち寄り、世界に一つだけのオリジナルアクセサリーづくりを楽しんでくれました。今回は、参加した生徒の中には“先生役”として初めて接客に挑戦する場面もありましたが、来てくださったお客さんに対して丁寧に作り方を説明し、優しくサポートする姿が見られました。
中学部では、授業で学んだことを自分の言葉で他者に伝えることを大切にしています。今回の体験は、学びを社会へと広げる貴重な機会となりました。今後も、さまざまな場面で生徒たちが自分の学びを活かし、地域の方々と交流できる機会を大切にしていきたいと考えています。
サンタクロースが大忙しの季節になりました。街のあちこちでクリスマスパーティーが開かれ、華やかな雰囲気に包まれています。そんな中、本校中学部3年生からも、心のこもったお誘いのお手紙をいただきました。どのお手紙も個性豊かで、読んでいるだけで胸が弾むような気持ちになります。お手紙を読み進めると、なんと当日のメニューは“ハンバーグとオムライスを同時に味わえる”という、食いしん坊にはたまらない夢のようなパーティーとのこと。さらに「心を込めて作ります」「美味しいと言ってもらえるように頑張ります」といった温かい言葉が添えられており、その真摯な気持ちに胸がいっぱいになりました。
きっと当日は、心もお腹も満たされる、素敵なパーティーになることでしょう。今から楽しみでなりません。
12月4日、2回目の国際交流学習を行いました。今回の対象国は、私たちの“お隣の国”である中華人民共和国です。授業の前半では、中国の魅力あふれる名所をたくさん紹介していただきました。どの風景もまるで絵葉書のように美しく、生徒たちは画面に釘づけになっていました。「皆さんも一度は来てくださいね」という言葉に、生徒たちが大きくうなずいていた姿がとても印象的でした。続いて紹介されたのは、中国に生息するかわいらしい動物たちです。中でも生徒たちを夢中にさせたのはパンダでした。「中国には大きなジャイアントパンダと、小さなレッサーパンダの2種類がいるんですよ」と聞くと、「レッサーパンダは、いしかわ動物園にもいるよ!」と元気に教えてくれる生徒もいて、教室がほっこりとした雰囲気に包まれました。授業の最後には、中国の学校で朝に行われている体操の動画を視聴しました。音楽が流れ始めると、生徒たちは「私たちも踊ってみたい!」とリズムに合わせて体を動かし、自然と笑顔があふれていました。
今回の学習を通して、距離は近いけれど、どこか遠い国だと思っていた中国が、子どもたちにとってぐっと身近に感じられる存在になったようです。心温まる、楽しい学びの時間となりました。谢谢
毎年、中学部では国際理解教育を実施しています。昨年度はデンマークや韓国の先生をお招きし、それぞれの国の文化や生活について学びました。そして今年は、なんとアメリカのジェシカ先生にお越しいただき、アメリカの魅力や学校生活についてたくさんのことを教えていただきました。「アメリカの生徒は学校で制服ではなく私服で過ごしている」「高校生が自動車を運転して通学している」など、日本の学校とは異なる話を聞き、生徒たちは目を丸くして興味深く耳を傾けていました。こうした“違い”に気づき、知り、そして互いの文化を尊重することこそが、国際理解教育の大切な目的です。価値観の多様性に触れることで、相手を理解しようとする姿勢が育まれます。
次回は、お隣の国・中国から先生をお迎えする予定です。どのようなお話が聞けるのか、今からとても楽しみにしています。